いよいよファイナルです
meikyoku20
2011年にスタートした「昭和・平成の名曲を歌う会(旧・20世紀の名曲を歌う会)」は、当初は1回限りの公募合唱団としてスタートをしましたが、「もう1回…、もう1回…」との嬉しい声の連続に支えられて、遂に10回めを迎えることができました。
20世紀(昭和)のリアルを知る世代が「水のいのち」や「島よ」「光る砂漠」などの名曲を次世代の方たちと一緒に歌うことで、生きた音楽として未来へ繋いで行きたい、
そして「合唱団の枠を超えて歌い会いなさいという三善晃先生の熱いお言葉の実践」
以上の2つが、この合唱団をスタートさせた時の想いでした。
この度、第10回を迎えるにあたり、ひとつの切りとして、この会の理念でもあり昭和平成の合唱界に多大な影響を与え続けられた三善晃先生の作品だけでのファイナルコンサートを企画いたしました。
三善先生の最高傑作のひとつである「交聲詩 海」、
公募合唱団であった栗山文昭先生が主宰された「合唱団松江」のファイナルの為に、三善先生が詩も自ら書き下ろされた「であい」、
半世紀近く前に、三善先生と東京大学柏葉会合唱団の学生たちとの熱い「詩選び」からスタートした「地球へのバラード」、
ピアノのエチュード集をはじめ、未来を担う子供たちに向けた作品をたくさん書かれた三善先生が、日本の古典と言える滝廉太郎の歌を、子供と大人が一緒に歌うために書かれた「日本の四季」、
いずれも、日本の合唱史に燦然と輝く名曲たちです。
「三善晃先生の作品を通して、日本の合唱音楽の未来を共にかんがえましょう‼」
ひとりでも多くの方のご参加を心からお待ち申し上げます。
(主宰・雨森文也、平林知子)